日: 2008年1月15日
【TAROの日記】

2008/01/15(火) 05:08

養老さんのインタビュー1

『日経新聞』1月7日に養老孟司さんのインタビューが掲載されていました。

ー サラリーマンも田舎に暮らして、参勤交代しましょう ー

・・・・・みたいなお話。

サラリーマンも田舎暮らしと都会での会社勤めを交互に行う。そうやって生活した方が五感が刺激されていいよ!というお話です。

なんてことない。私は、この参勤交代人生をもう15年くらい続けています。
田舎暮らし大好きで、山を見ながらぼーっとしていますが、それだけでは死んでしまいます。
都会の刺激もやっぱり必要。コンサートや演劇だって見たいし・・・。

ただし、交通費は凄いです。一年で何百万円使っていることか・・。
決算の時に、数字を見るとクラクラしますね。
それに15年も続けているから、もう数千万円は使っています。
もちろん、都内にマンションは楽勝で買えていますね。

でも、都会に住みたいかと言えば、絶対に嫌です。
私のような人間は、東京で一ヶ月連続暮らすことになったら、呼吸困難で死んでしまうのは間違いありません。

養老さんは、田舎で暮らすと眠っていた感覚がよみがえると言っていますが、田舎側の人間に言わせますと、それが失われる恐怖というがあるわけですね。

都会の方々の全てを知っているわけではありませんが、都会の方々がそれを失っていることには、田舎側は気づいています。
これは、口ではうまく言えないんですが、もう致命的に思えます(田舎側の人間から見ると・・)。
致命的というのは、本質的にわかりあえるのは難しい・・という点で致命的だなーと思うんです(つまり、言葉にはできないんですね)。

でも、都会は大好き。
そして、時々疲れますが参勤交代はいいです。これは日本が狭くなったことで可能になったライフスタイルです。
そろそろ、日本の中だけではなく、世界を使ってで行うべきライフスタイルなんでしょうね。

インタビューだけを見ると、養老さんの意見は理想論のように見えますが、今の日本では可能になっているんです。
きっと、発想の問題だけですね。

2008年1月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
ページトップヘ