【TAROの日記】
養老さんのインタビュー22008/01/16(水) 05:28
今週もワン・テーマでいろいろ書いていきましょう。
あまりこれをやりすぎると、ブログっぽくなくなるので控えめに、でもテーマ選びが楽なのでそれなりにやっていきます。
昨日紹介した養老さんのインタビューでの「参勤交代」という言葉は、実行している当時者として新鮮でした。
年の半分くらいを東京などで過ごすことの罪悪感のようなものがあったのですが吹っ飛びましたね。
それと、地元でどっぷりの方々との間で起こる思考ギャップはいつも避けられないことのですが、「参勤交代」という言葉のおかげで、島津斉彬みたいな気分になることができました。
別に東京に行くことが開明的とは思いません。
むしろ、次の動きの種は地方にある。これは間違いないことです。
でも、善し悪しを抜きに思考ギャップは避けられませんから、少しイメージを変えられるというのはありがたいことです。
もしかしたら、「参勤交代」って悲惨なものではなかったようですね。昔の大名もきっと楽しんでいたんでしょう。斉彬のおじいさん重豪なんか相当楽しんでいたんじゃないかな?
しかし、そうした流動化が一般的になったときに、村の機能ってどうやって守るのでしょうか?
村の機能は、水の管理からはじまり、共同的な作業があって初めて成り立ちます。
だから、私のような人間は、家にいる家族と村の方々の下支えがあって初めて両方の生活が可能になっているわけです。
都会から村に入ってカンタンに過ごせるほど実は世の中甘くない。これも事実ですよね。
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