【TAROの日記】
脱サラ2006/08/01(火) 08:43
昔の同僚が脱サラした。
そいでもって昔の上司と3人で10年くらいご無沙汰してた店で飲む。
何だか、セットは全部そろったって感じ・・・・・・・・。
脱サラのご本人はいたってゆったり。
「あんまり忙しくなりたくない」と耳の痛いことをほざきながら、最後に会った6年前と同じような顔して笑っていた。
「あのなー、忙しいのは忙しいので面白いよ!」などと抵抗して言ってみるけど、脱サラ君には戯言にしか聞こえないよう(まぁ、実際、戯言でしかないしね・・)。
「まぁ、稼ぐ必要もないし、最初はボランティアチックに行きますよー」と余裕まで見せる(この人は優秀なので脱サラに一番必要なことが何かわかってらっしゃる・・・)。
生きる世界をのんびりと変える。
そのたたずまいがいい。
これをガツガツ変えてはかっこよくない。
最近の起業ブームがセンス悪く見えたのはここだなぁ。
ある日、気づいてみると会社に行く必要のない自分がいる。
その開放感と浮遊感。
この浮遊感がなんともいえなくていい。
でも、人はすぐに何かを掴みたくなってしまい、可能性を縮める。
だからといって掴まないままでは落ちていく。
今、彼は浮遊感を楽しんでいる。
そこを楽しめるだけの哲学と余裕を持っているから。そこが彼の強み。
さて、今、ボクには浮遊感があるだろうか?開放感があるだろうか?
明日から長期出張なので、ちょっと考えてみよう。