【無理に哲学】

2006/10/02(月) 06:04

『With You』のゲネプロ(通し稽古)

土曜日の日、神田昌典先生のミュージカル『With You』の通し稽古を見に行く。
これが終わると、後は実際の会場での衣装チェックやダンス部分の稽古、そして,公演当日の通し稽古のみ。

注目すべきは、役者さん達が全てを通した後の静けさ。
終わった後のシーンとした空気は、見学者の拍手で壊されてしまったけれど、壊される前の一瞬の静けさにはスゴイ情報量を感じた。

約2時間半に渡って行われた事で判明した誤差を一瞬で反芻するような空気。これは凄みですよ。

そんな空気にやられたので哲学。
「空気の間には、人の念や様というモノが畳み込まれている」

子供の頃、空気と空気の間には、何があるのか?などと変なことを考えていたけど、昨日のゲネプロを見て、その疑問を思い出した。
そいでもって、自分はいつの間にかその答えを得ていたことに気づく。

空間とか行間ってものには、すごいエネルギーがあるんだよなー。

ってことは、「人間」というのもそうってことね。

「『With You』のゲネプロ(通し稽古)」へのコメント(0件)
  1. 無理に哲学を、無理に継続していくうちに、
    Mr.オカモトは、本当に「哲学する人間」になったらしい。
    この気づきは、大変なものだ。
    かつて、学生時代に、薪能を始めてみたときに、舞にあわせて空間がゆがむのを見たが、そのことを思い出した。
    確かに、空気と空気の間には、「人間」が詰まっている!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


2006年10月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
ページトップヘ