【TAROの日記】

2008/01/18(金) 05:11

養老さんのインタビュー4

養老さんはインタビューの中で、「日本のサラリーマンは総じて面白くないですね」と言っています。

こうしたことは、養老さんに限らず多くの人が言うサラリーマンの枕言葉みたいなものですね。
まぁ、組織の論理に従わないといけないところがありますから仕方がないですよね。

ただ、私はサラリーマンの時、誰もがサラリーマンを辞めると思われていたようなので、従っていなかったのかもしれません。
でも、本人はいたって真面目に従っていたつもり。ですから、こういうのは体質の問題かもしれません。

つまり、組織の論理に従う人の受け皿が会社で、そういう器にそうした人たちの力を糾合することで、一人ではできない大きな力が出るという風に考えることもできますし、私はそうだと思っています。

勤めている会社が潰れる可能性が高い時代の今、サラリーマンという選択はリスクだらけ。だから、脱サラの方がリスクは少ないという考えも確かだと思いますが、その考えが普遍的かというと疑問です(まぁ、そういうことを言う人が普遍的にそうだ!と言っているわけではないですけど・・)。

養老さんはサラリーマンに参勤交代を勧めているわけですけど、どうなんでしょう?
それで活力が出るかどうかは別問題かな?だって、逆にのんびりしてしまう可能性の方が大です。
それに田舎は田舎で空論が跋扈する場所ですからねー。
でぇ、そういう考えの方が大手を振ってしまうところがあります。

後、地方の力のある人が補助金を引っ張ってくる所なんて露骨ですしね~。
建設業が多いために、建設業の気分がマジョリティーですから、それになじめないと辛いですしね~。

田舎は田舎で美化されすぎですよ。
私の友人に、自分の故郷を憎んでいる奴がいますが、その気持ちも少しはわかります。
本当は、こういう奴が地方の改革をするといいのかも?
「地元が好き!」なんて言う奴がやることは、何か空虚なものが多いですからね・・。

・・こんなこと書いているとキリがないですね。
日経新聞の養老さんのインタビューを見て、何となく思ったことを書きました。
都会と田舎は、どんなに分ける気がなくても、やっぱりどこかに線があります。
誰が見ても二元的な存在。

でも、地方の美化はウソ。
むしろ、地方の方がダメです。だって、未だに古いイニシアチブと理想論ばかりが目につくんだもの。
そういう点では、都会暮らしに疲れた人や単なる夢想家ではなくて、いきのいい都会人に来て欲しいですよね。確かに、五感を蘇る場の空気はありますから・・。

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