【TAROの日記】
無貯蓄世帯の増加22008/02/19(火) 05:16
一般的には「マヒする・・」という表現で使われることは、行動経済学がアスペクト理論などで説明していることだったりもする。その「マヒする・・」ということが高額所得者をも無貯蓄にしているという「大磯小磯」の主張は本当だろうか?
確かに、一杯目のビールが一番旨い!のはその通りで、最近、ワインにはまっている私はビールさえ飲まなくなった。
この間、仲間と居酒屋に行ったら飲むものが焼酎しかなくて、みんなと別れてからホテルのラウンジでグラスワインを一杯やった・・。
昔なら、最初のビール一杯を「プハー」って飲んでいたのに、どういうことでしょう?
でぇ、こんな「マヒする・・」が、どんどん自分を貧乏にするという話だよな。
確かに、収入よりも支出が多ければそうなる。でも、そんなことは昔からそう。だから現在の状況の説明になっていない(と思う)。
それに、貯金と言う行動にも「マヒする・・」(=「価値関数」の呪縛)は起こる。
最初は10万円でも貯めれば、うれしい。でも、着実に貯金をしていると、そのうち100万円でも「んー、あんまりできなかったなーぁ」って思うことが起こる。
つまり、消費だけではなく、貯蓄にも「マヒする・・」は起こるし、収入にも起こる。
だから、消費だけ「マヒする・・」を適用することに少ししっくりこないものを感じる。
ってことで、「大磯小磯」の記事が、高額所得者の無貯蓄を「消費」だけのせいにしているのには違和感なのだった・・。
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