月: 2011年10月
【TAROの日記】

2011/10/07(金) 08:37

漫画が読めない

本は普通に読めるのだけど、漫画を読もうとすると、字が見えない。
老眼が進んだのは理解しているけど、どうして、漫画だけダメなのか?
絵と字の距離感みたいなのが合わないんだろうな・・。

「これは困ったなー」と一瞬思ったけれど、よく考えると最近つまらない漫画が多いので、どうでもいいような気もする。
過去に面白かった漫画も水戸黄門化の動きが甚だしい。

そもそも、最近の漫画は巻数が多すぎる。
こち亀と釣りバカとゴルゴだけを例外にして、後は10巻を超えたら法律違反にすればいいのだ(他にも、例外はありそうだけど、今は思いつかない)。

漫画も終わった。
もうサブカルとしての漫画が戻ってくることはない。
落語でも芝居でも映画でも、匂いというのがある。
昔の漫画にもあった。
立ち読みの匂いというのもあった。
それが今はない。
単なる情報と化している。

漫画にも今の日本が見えるよな・・。

【TAROの日記】

2011/10/06(木) 08:30

健康診断

人間ドックを放棄したけど、血液検査くらいしておいた方が良いだろう・・という中途半端な気分で、本日は健康診断に行く予定。

妻の話では、ドックよりも全然早く終わるから、ストレスがない・・ということだけど、また、あの健康話・・とか聞かされるのかと思うと気が重い。

毎度言っておりますが、ビジネスの世界では、相手が知っていることを偉そうに話すことは御法度。
まー、この御法度をしゃーしゃーと破っている人が多いので、世の中はあいかわらず競争がない。ありがたいことです。

話を戻して、健康診断。
こうした医療関係にお勤めの方にとって、一般人はバカに見えるらしく、相手が同じような情報をよく知っている・・ということを知らない。さらに、相手の体型とか態度によって、話の導入を変えようという知恵もない。

そこで、とうとうと、健康話を聞かされる羽目になる。
おそらく、健康話のおばさんは、緊張的な状態に気づき、これではいけないと思いながらも、毎年同じ事を続けているのかもしれない。

つまり、その景色は、そのまんま日本なのだ。

わかっているけど、続けます・・はこの国の反復強迫なのだが、それは末端まで随所に溢れている。
そして、そんなわけで、地獄に落ちる運命を享受しているわけだけど、まー、仕方がないな・・と思う。

そうなのだ。最早、仕方がないのだ。
私たちが日常で遭遇するバカな話というのは、そのまんま世界で、その世界は、そんなわけで崩壊に向かう。
それは、もう1973年あたりからはじまっていた景色で、私たちは、それは一部のバカな景色と勘違いをしてきたわけだ。

個は全なんだよな・・。

【TAROの日記】

2011/10/05(水) 08:30

真ん中シンドローム

私の周辺でお馴染みの”真ん中シンドローム”。
意外にも、私の近辺にも、たくさんあることに今頃気づく。
あっちも、こっちも、その先も、そうなのだ・・。
でぇ、それぞれが、それぞれに、予定されている結末に向かっていたり、すでに到着したりしている。

そもそもは、私のでっち上げだった(偉そうに言っていましたけど、最初はそうだったんです)。
なんとなく、そんな感じがしたので、でっち上げて言い放っていた。
だから、例外は、たくさんあると思っていた。
それが年月が経つごとに、でっち上げを証明する事実の方が多くなってきて、最近は、セミナーなどでも話をするようになってきた。また、数少ないが、専門家の仮説もいくつか発見し、裏付けとしてきた。

それにしても・・・・・・・だ。
当初の何となく感じていたことを、そのまんまでっち上げたわけだけど、このことが、これほどにも支配的なのかと最近は感動すらしていたところに、私の周辺の景色も、その構造の中に、まんま当てはまっていたというのは、感動を超えて、ちょっと怖いな~という感じがしてきた。

実存主義VS構造主義のどちらに軍配を上げるかはケースバイケースだと思っているけれど、無意識的である限りは、構造主義に軍配は上がる方が圧倒的に多いだろう。

しかし、どこまで、意識的にならなきゃいけないのだろう?
そう呟きたくなるくらいに、世の中は支配的だ。
100%そこから逃れることはできないに決まっているけど、できるだけ意識化したいのが人情だ。

今の日本、そして、大企業も残酷な構造下にある。
その景色を見ていると、実存主義の新たな定義が浮かぶ。
実存主義とは、とても厳しく、非人間的なものなのだとまで思う。
実存は、非実存の中にあるのだから・・。
今の日本の景色は、それを教えてくれているんだろうね。

【TAROの日記】

2011/10/04(火) 08:23

上越地域医療センター病院での一こま

母が入院している。
老人性の疲労骨折のためでリハビリ中だったのが、脱腸の手術をすることになった。

手術の同意書を、妻がサインしようとしたが、「実の息子さんから欲しい」ということで、夕方5時に医者の話を聞くことになる。
そして、約束の5時より前に母のところへ行き、母と話をしながら医者を待つ。

実は、看護婦に、「お呼びするので待っていてください」と言われた時、私は医者は時間通りには来ないと思った。
看護婦の様子からは、それが十分伺えた。

私は、言われた段階で15分という時間を頭の中で設定した。
おそらく、呼ばれない。だから、5時15分になったらこちらから行く。そう決めた。

予定通り15分は過ぎた。
ナースステーションに行き、静かに言った。
「帰りますね」

私のその申し出を聞いて、一人の看護婦が小声で言った。
「委員会だよ・・」
そして、医者に電話を入れた。

「少し待ってください」
と言われたが、
「約束が違います」
と静かに言った。

すると、一人の看護婦が言いはなった。
「急患とかもありますから、時間通りというわけにはいきません」

この一言は、「君の名前は、何というのだ」と反応する場面だ。
しかし、実は、前日に妻から言われていた。
「くれぐれも、何かあっても失礼な態度は取らないように・・」
彼女の予感が当たり、そういう事態になりつつある。
妻に、言われててなければ、おそらく、私は、彼女を追い詰めた。

でも、それができないので、
「そういうことなら、そういうこともある・・と事前に言うのが筋ですね~」
と静かに静かに言った。

本当なら、「ウソだろ。本当は、病院の委員会の方が優先なんでしょ」とか、もう少し押さえて「それなら、5時の段階で、そう言うべきでしょう」なんて言いたいとも思ったけど、止めたおいた。
私は、言えなくて、妻をうらんだ。

それから数分後、医者が飛んできた。
雰囲気は最悪。
ナースステーションは、真っ暗。

医者の説明をさえぎり、同意者にサインをして帰ってきた。

そして、心の中で、おまえらの責任回避の事務手続きに付き合っているのに、さらに信用を落とすマネをするとはどういうことか・・と思った。

この場面に、彼らの全姿が映し出されている。

彼らは、人を大切にしていないのだ。する気もないのだ。

彼らにも事情はあるだろうが、この事実は変わらない。
そんな彼らに託すしかないとは、本当になさけない話だ。

これが日本の医療なのだと理解しつつ、こいつらの世話にならないことを考えねばならないと思った。
この世界もまともな奴は5%なのだろう。

そこにアクセスできない限り、これをガマンするしかない。

医者は若かった。
私にモノを言った看護婦は、年配だった。
こうして、若者は人として堕ちていく。

自分の狭い世界でしか役立たない自己を省みることもなく、堕ちていく。
それは彼の勝手だが、周りに迷惑がかかるという現実。
まー、事故として理解するしかないのだろう。

ちなみに、みなさま、こうしたクレームを言いたい場面はよくわると思います。
基本は、私がやったように「静かに」です。
これは効きますよ。
周辺すべてを飲み込むことは、ギャーギャー騒ぐだけが手ではありません。

【苦しめTAROお仕事LIVE】

2011/10/03(月) 08:49

やっと、地獄から生還

いやーーーーーーーーー、地獄でした。
久々に、身体全体で働きましたね。

セミナーも大変でした。
参加者の方々もヘトヘトになったと思います。
おそらく2度目はないような内容に深化していった3日間。
あれは、空間と人の集合体が生んだサムシングだったのだと思います。

ただ、そのサムシングは、現存するから現れたわけで、あれが現存すること、そして、その体験は何回も何回も味わっていただければと思います。

さて、今日から、普通に仕事。
私も普通に戻れるか心配です。

とりあえずは、ゆるりと行きましょう・・。

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