月: 2004年5月
【毎日が哲学(土・日・祝祭日 休業)】

2004/05/24(月) 09:49

「毎日が哲学」22日目

小さな駅を降りる。
何もない。
フラフラする。
本屋を見つける。

小さい。本の量も少ない。
こういう本屋は意外にワクワクする。
こういう本屋では、普段読まない本をフラっと探すのに向いているのだ。

そして、それが次の宇宙を作るときもある・・

そこで、哲学

「情報量が少ない方が、実は有効という場合は多い」

【TAROの日記】

2004/05/22(土) 04:07

声をかけられて・・

センチメンタルシティーロマンスの中野督夫さんから電話をもらって、彼のコンサートへ行く。
4月28日のパーティーでも演奏してもらった人から電話もらって行かないわけにはいかない。
仕事も早々に(そんなことしてられないのだが・・)行く。

パーティーの時は勝手が違ったのかいつもの督さんらしくなく、イマイチだったけど、この日はGOOD。
なんだか、ギターをおもちゃのようにかまっていて楽しそう。
あんな風にギターが扱えると楽しいよな・・

適当なブルースをしてくれたけど、あれはかなりグッときた。
あれ、どうやってるのかな?あーーいうのはやれそうでやれないんだよな・・。

コンサート会場は、できたばかりの飲み屋さん。
オープンしたばかりでオーナーはうれしそうだけど・・・・・・・。
やっぱり、ビジネスモデルに無理あるは・・。
だけど、こういったスペースがビジネスとして成り立たないのは問題・・。

こういうものは、まったく新しいセクターで考えるしかないのだ。
まぁ、そういうセクターはそろそろ出てくるだろう。
それまでは、こういう人の犠牲のうえにしか成り立たない。
これが事実というのは悲しいけど仕方ない・・。

追記
アンディーパートリッジのシグネイチャーモデルを買う。
手作りのため、完成は半年後。
3冊目の印税を充てにしての購入。いつも本出る前に買っちゃう、このクセなおさねば・・。

問題は、ああいうギターがまったく弾けないことだな・・・。それでも買ってしまった私は印税バブルです・・。

【TAROの日記】

2004/05/22(土) 03:00

社員シリーズ(6)

経理担当の渡辺は外回りから帰ってくると、
「ふーーー」
とか、
「はーーー」
とか言いながら席に着く。

それも、必ず私の席の後ろを通って・・。

「あのなぁー、そのため息やめろよ!!ツキが落ちる」
と言うのだが止まらない。

「こういう奴に経理をさせていてよいのか?」
と思うけど、現在仕方なし。

頼むから、ため息をやめてくれ・・。

【TAROの日記】

2004/05/22(土) 02:59

「ジャスコ!!」

パーティーがらみで子供達を東京に連れて行った。

「どこに行きたい?」
と末っ子の風太に聞いた。

「ジャスコ!!」
「・・・・・・・・・」

何も東京に連れてくる必要は全くないとわかった。
この後、東京にいる間中、風太は「ジャスコ、ジャスコ」と叫び続けた。

【未分類】

2004/05/21(金) 06:35

12刷 95,000部

処女作「会社にお金が残らない本当の理由」がおかげさまで12刷95,000部となりました。
公称は11万部なんだそうです。(笑)

昨日、浜松町の「談」さんに行っても、特別のコーナーで大変良い扱いを受けているうえに、そのほかでも2箇所のフェイスをとっていただいていました。
2冊目「マネマ」も2フェイス。
本当にありがたい限りです。

発売五ヶ月がたち、まだ1冊目が山積み。自分の本が2冊も山積みとは驚きです。
今のところ、3冊目は6月29日発売の予定。
3冊とも本屋さんで見れたらうれしーーね。

なお、一応の予定ですが、4冊目は9,10月頃
5冊目は、12月頃の予定です。

10冊目まではテーマ決まっていますので、ぜひともお付き合いください。(途中で別のテーマが入る予感あり・・)

【毎日が哲学(土・日・祝祭日 休業)】

2004/05/21(金) 08:48

「毎日が哲学」21日目

小さな駅を降りる。
何もない。
フラフラする。
本屋を見つける。
あいかわらず入る・・・。

そこで哲学

「何が変わろうと、行動は変わらない・・」

少しは違うことをしてみろよ。

【未分類】

2004/05/21(金) 08:30

「経営計画作成セミナー」

右脳を使うという少々怪しい経営計画のセミナーを5月17日から19日の3日間、軽井沢にて行いました。
今回のセミナーは設定の日に「ある秘密」がありました。
5月の日程はセミナー参加者が集まりにくいのですが、その秘密を知らないままに集まった26名はずいぶんツキのある人たちです。(ただし、自分がツキを持っていることはこれからわかることですが・・)

今回も前向きな方々が集まり、辛いセミナーを笑顔で乗り越えたようです。
こういったセミナーは参加者によって随分内容が変わります。
そういう点で今回は少々深かった・・。

その点で、ハードルが高くなった分課題を残した人もいますが、課題が分かりさえすれば乗り切れますので安心していただいて良いでしょう。

このセミナーは心理学的な手法を屈しした、唯一無比の経営計画講座です。
こういったものが必要のない方もいると思いますが、多くの方々の経営手法そのものを変えてしまう画期的なセミナーです。
当日は、
・問題の定義
・ミッションの定義
・日本に生まれたことを利用する。
・人生を構造で捉えて利用する。
・複雑系を人生に利用する。
・お金の本質
・社員の動かし方
・戦略の構造的考え方
などについても話させていただきました。

脳に汗をかく覚悟のある方は次回の開催をお楽しみに。
ただし、覚悟ができぬままの中途半端な参加はご遠慮いただきます。
しかし、自己啓発セミナーのような怪しいものではありませんからご安心下さい。ほとんどバカ話の連続のお笑い講座でもあります・・。

【おすすめの本】

2004/05/20(木) 03:01

「なぜ通販で買うのですか」

「なぜ通販で買うのですか」


斎藤 駿 (著) 集英社 ¥735 (税込)

これはいい本だねー。
それ以上言う必要ない。
ちょっと先を見るとはこのことですよ。
もう少し。もう少し。もう少しで来そうだね。
この本を読んで準備しておきましょう。

「合理化は、過剰に豊かな現実から情報量の排除を行って、人間の思考と行動でコントロールできる領域を囲い込むこと意味する」

【おすすめの本】

2004/05/20(木) 02:54

「儲け道」

「儲け道」


魚柄 仁之助 (著) メディアファクトリー ¥1,365 (税込)

こういう本は好きだなー。
匂いがするんだよね、現場の・・。

この手の「お金」本には現場の匂いが無いものが多いので、どうも好きになれないん。
だけど、これは匂いプンプン。

まぁ、私が匂い好きなのかもしれないけど・・。
書いていることは新しくない。
反対したいこともある。
でも、好きです。
何なのかなー、この差は?

【ビジネス万有引力の法則】

2004/05/20(木) 02:38

「ブータン」

ブータンの「国民総幸福量」が話題になっている。
「国民総生産」のような数字的な経済評価ではなく、「幸福度」という観点で経済を測定しようというのだ。
何だか、理想主義のように聞こえてしまいそうだけど、そのブータンの経済成長が著しい。とうとう国民平均所得が南アジア地域のビリからトップになった。(「選択」5月号より)

「国民総幸福量」とは、「人間の物欲は限度を知らず、身勝手な欲は不均衡と自然破壊を起こす。自我の抑制とすべての生物の思いやりなくしては、幸せに必要な環境を築き持続することが不可能だと言う考えがある。(「選択」5月号より)

つまり、目先で考えれば木材輸出をしてしまうところを、自然保護を優先して輸出を禁止するなど、トコトン長い目で考えましょうという経済なのである。

こういう経済に世界中が注目するのも時代である。
時代の変化は、粛々と絶え間なく続くものなのだ。
「明日からこうなります」と言って変わる消費税の表示方法のようなものとは違う。
だから、私達は変化に気づくことはない。ある日、気づいてみると「変わっていた」というのが世の中だ。

だから、ブータンの(今のところの)成功が、そのまま私達のすべてを変えるわけではない。しかし、これが時代だ。

何年先の「時代」なのかはわからない。
でも、時代は、その方向へ動き始めた。
きっと、そのうちスキー場からセンスの悪い音楽も消えるだろう。
海に行くと聞こえるジェット・スキーの爆音も消えることだろう。
当然、今だけの物は売れなくなるだろう。
時間が経っても価値の減らないものだけが残るだろう。

私が耐久消費財を嫌いなのは、正にそこにある。
時間とともに価値が減るではないか。
この日本では耐久消費財にお金を使わないと言う消費行動はけっこう利口な消費行動だ。そこで、いつも自動車を槍玉にあげることになる。

でも、自動車が趣味の人は、自分の金銭的実力に合わせていろいろな車に乗ればよいとは思う。趣味の世界は私が理屈でとやかくいう世界ではない。ただ、趣味ならば、購入したよりも高く売ると言う思想があるべきだと個人的には思う。
人の道楽とはそういうものではないか?

だから、私は趣味の道具を買うときは、それが買った値より高く売れるか売れないか購入の尺度にする。最悪の場合でも同価格で売れるかを考える。まぁ、いつも思ったとおりにはならないが、道楽の世界とはそういうものだと思っている。道楽の世界で、タダの消費をしてしまうのは悲しいではないか・・。

そして、日本人にはそういう感覚が昔からあったように思う。
新撰組の近藤勇が京都に入るとき、探した刀を「虎徹」と言う。
20両で手に入れた彼の「虎徹」は贋物だったが彼はこれを気に入って使った。

この時代の日本は資本主義ではない。
しかし、相場はあった。米相場が典型だが、それ以外のものも価格が動いた。
「虎徹」も同様だ。「虎徹」は、100両以下では手に入らなかった。
長曽祢虎徹が作った年齢によっても価格は違った。
更に、今だって模擬刀が30,000円もする。
こういう世界は資本主義が滅んだってなくならないだろう。

そんな消費社会ではない世界が近づいている。
きっと、消費も生産も根本から変わるはずだ。
それがいつかはわからない。でも、方向は決まった。

時代に対して早すぎるのは、よくないことだ。
だから、ビジネスは「今」の視点で見たい。
でも、行く方向だけは見ながらいきたい。
そして、耐久消費財を中心とした消費については、そろそろ卒業し始めてもいいと思う。

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